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『梅&鳥&鬼』

2024.04.07

わが家の氏神様である天満神社「年越えの未祭り」が行われました。

春分のころ田植えを前に行われる行事です。

以前、師匠にスケッチすることを癖づけにしなさいと言われたことを思い出して

今日は写真で風景を切り取ることにしました。 

青空と建物のコントラストが綺麗で、古びた梁もまだ力強く魅力的に観えます。

軒丸瓦(屋根軒先)に見られる色々な紋様を見て回るのもまた愉しいものです。

 天満神社の神紋は梅鉢

 吉備津神社は輪違いです。

おなじみの鬼瓦

 鬼面がデザインされるようになったのは、平安時代から

 大建築物や貴族の家などの魔除けのためで、

 リアルな今日に見る鬼面👹になったのは、室町時代に入ってからだそうです。

 鬼の阿吽も見応えがあります。

阿吽の鬼瓦の上に

反って角のように長く出ている瓦が鳥衾瓦(とりふすまかわら)

 衾(ふすま)・・・平安時代などに用いられた寝具の一つで現在の掛布団のようなもの

 鳥が、この長く出ている瓦にとまって休んだり寝たりした時に、

 鬼瓦を鳥の糞から守るためのものだとも云われています。

近頃では、屋根材も多様化し瓦に代わる葺き材が多くみられる様になりました。

デザイナーとして

先人たちが残し伝えてくれた意味深い素晴らしいデザインの瓦を

いつまでも残していくことが出来る住まいづくりをしていきたいと思います。

これからも散歩や旅先で愉しい👹瓦を探し続けたいと思います。

 

旅する鐘馗様大好きなデザイナー

 

 

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